「Dirty Electronics(ダーティー・エレクトロニクス)」という概念を探求して即興的な実践を行うジョン・リチャーズと、初来日で音・光・コミュニケーションメディアを扱うアーティスト、ティム・ショウの大阪公演。中田粥+米子匡司がデュオで参加。
90年代から音楽や舞台芸術の分野で活動するアーティスト。過去数回にわたって来日し、勅使河原三郎やメルツバウら他のアーティストたちとのコラボレーションを行ってきた。近年は大人数による電子音楽とDIY電子工作のパフォーマンスに関心を持ち、批評的な制作に焦点をあてた「ダーティー・エレクトロニクス」という概念を探求し、ワークショップ・インスタレーションやパフォーマンス・インスタレーション、執筆活動など、さまざまな方法で即興的な実践を行っている。
https://www.dirtyelectronics.org/
音、光、コミュニケーション・メディアを扱うアーティスト。パフォーマンス、インスタレーション、サウンドウォークなどの形で作品を発表している。フィールドレコーディング、電子工作、ビデオ、モジュラーシンセシス、サウンドオブジェクト、自作ハードウェア、DIYソフトウェアなどを用いた彼の作品、録音、文章は「The Guardian」や「BBC」を中心とした数多くの国際的なメディアで紹介されている。初来日。
https://tim-shaw.net/
1980年、東京で生まれる。サーキットベンディングをピアノの内部奏法の延長上にあるものと捉え直し、シンセサイザーやリズムマシンなど電子楽器数台分の剥き出しにされた回路基板を短絡させる方法で演奏や展示を行う。
http://www.kayunakada.com/
音楽家。エンジニア。自作楽器の製作と演奏・録音、トロンボーンの演奏、フィールドレコーディングなどを行って、ライブやインスタレーションとして演奏しています。