ジャズをはじめ幅広いジャンルの演奏を行うふたりのギタリスト、渡邉栄一、ヨシガキルイと、低音金管楽器tubaの限界と常識を突破するアウトサイダーtuba奏者高岡大祐の3人が協演するコンサート。
高校時代にエレキギターを手にし、在学中からライブハウスなどで演奏活動を始める。
卒業後ギターを廣木光一、ジャズ史を高柳昌行、の両氏に師事。
現在、自己の「渡邉英一Trio」のほか「あかいくつ」(福島紀明)、「しみjaず」(清水良憲)、「いぐち式カーニヴァルカオス」など数々のバンド、セッションなどで活動中。また楽曲制作、管楽器を中心とした小編成から、弦楽器、和楽器までも含むビッグバンドなどのアレンジも手掛ける。
これまでの主な共演者
古澤良治郎ds、外山明ds、藤ノ木みか per、湊雅史 dr、福島紀明 ds、オータコージ dr、石渡明廣gt、林哲也 gt、ハラ☆タカシ gt、清水良憲 b、落合康介 b、吉野弘志contrabass、Paul Jackson b、水谷浩章b、高岡大祐 tuba、村田陽一tb、青木タイセイtb、津上研太as、渡辺隆雄tp、松本健一ts、植松孝夫ts、等々
ギタリスト/作曲家/編曲家
音楽家の両親の影響で幼少期より音楽に囲まれて育つ。中学時代、音楽の授業でコントラバスを担当したことをきっかけに楽器演奏に興味を持ち始め、ギターを手にする。
10代の頃、大友良英ニュージャズオーケストラのヨーロッパツアーにスタッフとして同行したことにも影響され、高校卒業後バンドやソロで演奏活動を開始。様々なジャンルからの影響を取り入れた演奏スタイルで作曲や編曲、楽曲演奏や即興演奏を行う。
共演するミュージシャンはロック、ジャズ、クラシック、前衛音楽、エレクトロニクスなど、ジャンルは様々。舞踏やコンテンポラリーダンスなど、身体を使ったパフォーマーや、映像、絵画、立体美術などのアーティストとのライヴコラボレーションや、映像作品、舞台作品などへの作曲、楽曲提供も行う。
関西を拠点に日本各地での演奏活動やツアーを行い、2019年には約1ヶ月のヨーロッパツアーを決行。ドイツ、フランス、スイスの3カ国16箇所での演奏を行う。2024年にはドイツで50年以続く国際音楽祭「メールスフェスティバル」に出演。
自身の音楽レーベル、『Hyoutan Records』を主宰。
低音金管楽器tubaの限界と常識を突破するアウトサイダーtuba奏者。時には電子音的変調のようなエフェクティブなサウンドを肉体のみを駆使した非電化生音で発生させ、あるときはアンプリファイドして増幅させたtubaを発振器のように演奏するなど幅広く演奏。ジャズミュージシャンとの共演も多く、本来tubaが存在しない音楽を中心に演奏活動を続ける。
自己のレーベルからフィールドレコーディングと即興演奏を共存させた作品を多数発表中。
近年は粂田剛監督作品のドキュメンタリー映画「なれのはて」「ベイウォーク」などの音楽制作を担当。