ブック・アートは、そのまま訳せば「本・芸術」。芸術的な装丁や、こだわりの製本技法、驚きの印刷アイディアなどの外見のみならず、コンセプチュアルだったりシュールだったりする内容、さらには本にまつわる人々の活動をも、私たちの研究会ではブック・アートと考えています。今回は、そんなブック・アートに関わるアーティストや研究者が、今、一番に語りたい「ブック・アート」の話題をリレー形式で熱く語る催しです。秘蔵のブック・アート作品も登場する予定。耳で聞いて、目で見て、手で触れる、ブック・アート好きにはたまらない、そして初心者にとってはブック・アートに出会う素敵な機会になります。
なお、『ブック・アートをめぐって』(中西美穂編、2015年)をはじめ、なんだか気になる面白い本を出版している一人出版社、キョートット出版の出張販売もあります。
アーティスト、研究者、芸術愛好者の有志により2011年8月に発足した大阪を拠点にする非営利団体です。
国内外のブック・アート作品や活動、歴史について、会員間で情報や意見を交換しています。
http://bookartpic.exblog.jp/
代表の小川恭平が、運営している版元です。本は、持ち運びができる1つの宇宙です。そして、本は、人や社会などをつないでいきます。私は、どうも、今まで出した6冊の本に助けられているようです。
http://kyototto.com/
PORTにて「鶴見俊輔『限界芸術論』を読む会」を開催していた三名(中西美穂[アートマネジメント]、黛友明[民俗学]、米子匡司[音楽家・PORT管理人])の企画による、ゲストを招いてのトーク&ディスカッションを中心とした企画です。
(企画・中西美穂、黛友明、米子匡司)